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静岡空港

無駄な公共事業の一つに静岡空港というものがあげられています、これは総事業費を2000億円近くかける大事業です、この空港は乗客数もなく大赤字になるのではないかといわれています

日本の航空需要は大阪と名古屋と東京が85%ほどしめているといわれています、地方からとんでいる路線は名古屋や東京と大阪といった例が多いです。そのために静岡から飛ぶ空港は路線が少なくなってしまいます、

静岡空港からどこの会社がどこの路線を飛ぶのかと言うことが重要です、
静岡空港は大手航空会社が就航を決めていません、今大手航空会社は路線の集約化を進めています、そのために地方から地方の路線などは廃止に追い込まれ厳しい状態にあります、静岡空港に大手航空会社が就航するのか疑問です、
たぶん鈴与グループを中心として県民のお金も資本金という形で就航させるのではないのかと思われます、

名古屋空港の平成14年度の乗客数で多いのは札幌と福岡でこれが両方の路線とも約130万人います、その次に多いのは那覇路線でここは70数万人の乗客がいます、多分この3路線は乗客数が多いために就航することになると思います、

この3路線をあわせると名古屋空港は330万人の利用者がいます、静岡空港は今名古屋空港に飛んでいる乗客数をどれだけ取り込めるかが課題だと思います、それにより静岡空港の乗客数という物が決まってきます、静岡県でも伊豆などの地方の人は羽田空港を利用する人が多くまた愛知県に近い人は中部や名古屋空港を利用するように思われます。そのため実際に名古屋空港を利用する人が多く静岡県を利用する人は静岡空港周辺の人が主な利用者となるように思われます、需要などの専門家ではないために詳しいことは申し上げることは出来ませんが多分40~50万人ぐらいになるのではないのでしょうか、最近出来た空港の需要予測の4割から5割ほどの乗客しかありません。

空港を使用するというのは近くに空港があるから利用するのではなく値段と便数と距離という関係にあります(ブランド力もある)、距離が近いからといって乗客がのってくれるほど甘い世界でもありません、

スカイマークが数ヶ月間のうちに青森路線を撤退しました、anaの路線を引き継ぎましたがブランド力もないために登場率が低く採算ベースに合わなかったためです、

鈴与グループが本格的に航空業界に殴りこみにいくのにもブランド力がなく発券業務も自分たちでやらなければいけないために苦労することだと思われます、独立系の新興の航空会社はどこも苦労しています。静岡空港は鈴与グループがどれだけがんばれるか、どれだけ赤字に耐えてやっていけるのか、静岡空港を県民に利用されるのかという物によって決められると思います、


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